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クルマの紫外線対策

2023年6月14日

太陽から降り注ぐ紫外線が、ジリジリ肌に感じる季節が始まります。

紫外線は、人体だけでなく車のボディーや車の内装にも大きなダメージを与えてしまいます。


【紫外線って何?】
太陽光の一つで最も波長が短く、高いエネルギーを持っています。

また紫外線は波長の種類によって
『UV-A』   『UV-B』  『UV-C』
の3つに分類されます。

その中で一番危険なのが『UV-C』ですが、地球はオゾン層に守られている為、地上には降り注ぐ事はありません。

一方『UV-A』は地上へ到達し、皮膚の老化やしわ・たるみの原因となります。

また『UV-B』は細胞の遺伝子を破壊し白内障や皮膚がんの原因を作り出す事もあります。

紫外線・・・恐るべし!!

そんな恐ろしい紫外線から愛車を守るには…

ボディー編

①日差しを遮る屋根付き駐車場に保管する。
メリット
●紫外線のみならず雨や雹(ヒョウ)害からも守ってくれる。

デメリット
●設置費用にお金がかかる。

②ボディーカバーを使う。

メリット
紫外線によるボディの色褪せ・劣化防止
●花粉や黄砂などの付着も防止できる
●車内状況がわからないため、警戒されると同時に車上荒らしやイタズラのターゲットから外れやすくなります。
●駐車場で遊ぶ子供からの小傷防止
●洗車回数が激減する

デメリット
●強風時にカバーが外れてしまう事がある。
●脱着が面倒である。
●汚れたカバーは、反対にボディを汚す。
●コーティングしたばかりの車は使用不可。

ボディーカバーは、保護性能・耐久性などで3千円台で購入できる商品から3万円以上する高額な商品までございます。

値段が高いと何が良いのか?
それは布地の防水・耐久性や裏地素材に差があります!
シートの構造も何層にもなっておりボディへの貼り付き防止・耐熱性能も高いです。

また裏地が起毛加工されている事で砂や小石によるボディへの傷も付きにくく、カバー内部の湿気・熱気も逃がしてくれます。

ボディカバーの買い替え時期・寿命は?
使用地域・環境にもよりますが
屋内保管4~5年ほど、屋外保管2年半前後が目安となります。


③カーコーティングを行う。

メリット
●コート被膜が塗装面を紫外線から保護する。
●ボディ表面の摩擦が少なくなる事で汚れが付着しにくくなる。

デメリット
●定期的な洗車やメンテナンス等、
●アフターケアが必要。

カーコーティングとは?
シリコンなどの高分子化合物を塗って、
ボディを保護する「ポリマーコーティング」
ガラス被膜を形成する「ガラスコーティング」があります。

また使用する薬剤により水滴の流れ方も
親水性 撥水性 滑水(かっすい)性
と3種類のタイプがあります。

親水性
水滴になりにくく、薄い水の膜で流れ落ちるのでウォータースポット(水滴痕)がボディに残りにくくなります。
色の濃いクルマや外駐車の方におススメです。

撥水性
何となく聞き覚えのある言葉ですね!
皆様の思っている通り?
クルマのボディーの上を水玉がコロコロと流れ落ちて行くコーティングです。

滑水性
撥水の上を行くコーティングとなります。
言葉の通りボディーの上を水玉が滑り落ちて行くようなコーティングです。


 車内編

①カーフィルムを貼る。

メリット
●紫外線を大幅に軽減できる。
フィルムの種類によっては、99%以上カットできる優れた商品もあります。
●断熱効果が上がる
●ガラスの飛散防止

デメリット
●夜間走行時、車内からの視認性が悪くなる。

自動車を運転しているとつい日焼けの事を忘れがちですが
夏場など日差しの強い季節は車内でも日焼けをしてしまいます。

クルマで営業に回る営業マンの方は右腕だけ日焼けしているなんて方も多いのでは?

オートバックスでは、紫外線カット・飛散防止ができる、透明なカーフィルム施工作業も承っておりますので、お気軽に店舗にお問い合わせ下さい。


②サンシェードを使用する。

メリット
●車内温度が上がるのを抑えてくれる。
●紫外線によるダッシュボート・内装品の色褪せ防止。

デメリット
●サンシェードつけるのが面倒。
●走行中は装着する事が出来ない。

夏に大活躍のサンシェードですが
どのくらいの効果があるのでしょうか?

JAFの検証によると真夏の晴天時に外気温が35度の場合、お昼の12時に3時間放置すると、
エンジン停止後30分で車内温度は45度に到達。

その後もグングン温度は上がり続け15時の時点で車内温度は55度を超えるとの事です。

またダッシュボードやハンドルの温度は75度まで上昇してしまう様で、
熱くてハンドルが持てない・・・
エアコンもなかなか効かない・・・
なんて事になってしまいます。

一方、サンシェードを使用した場合、車内温度については、さほど差が無いようです。

ただしダッシュボードの温度は50度未満で抑えられるので、窓を全開にして車内の熱い空気を入れ替えれば、すぐに車内温度も下がり快適になります。

つまり、夏場でサンシェードを使うのは
熱源となってしまうダッシュボードに蓄熱させない事
なんです。

車内に熱源を作らなければ、熱せされるのは空気だけなので、窓を開けて空気を入れ替える事で熱気は解消されるのです。

紫外線から車内の樹脂部品を守る】
車の内装の多くは樹脂(プラスティック)が使用されています。

プラスティック部品は、紫外線を浴びると劣化(硬化)する性質があります。

青空駐車の場合、10年もするとダッシュボードが歪んできたり、捲れてきたり、白っぽくなってしまいます。

プラスティックの劣化を完全に防ぐ事は出来ませんが、サンシェードを使用する事で
劣化を大幅に遅らせる事は可能です。


サンシェードにはどんな種類があるの?

サンシェードの中にも、様々なデザインやサイズの商品から選ぶ事が可能です。

① フロント用蛇腹サンシェード
② キャラクターサンシェード
③ スプリングサンシェード
④ サイド用

フロント用のサンシェードは、お好みのデザインで選択する他に、車種によりフロントガラスの大きさが異なる為、おクルマに合ったサンシェード選びが必要です。

サンシェードには、一般的に「ジュニア」「スタンダード」「ジャンボ」「スーパージャンボ」の4サイズから選択が可能です。

サンシェードの種類やご購入、車種別の適合確認は下記バナーをクリックして下さい。

これからが夏本番!
体の体調管理も大事ですがお車もちょっとしたメンテナンスをする事で、紫外線による劣化防止や暑さ対策にも大きく役立ちます。

これからの暑い季節、快適なカーライフをお楽しみ下さい。


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